日付:2013-12-13 |
来年2月から3月にかけて相馬原演習場(群馬県高崎市、榛東村)などで実施する日米共同演習で米海兵隊のMV22オスプレイの使用が検討されている問題で、防衛省から説明をうけた。党県委員会と安保破棄群馬県実行委員会の代表らとともに、訓練の中止を要請した。
防衛省担当者は、演習場に隣接し滑走路などを備える相馬原駐屯地を、新たに日米共同使用施設として提供するとし、演習の内容について調整中として詳細は明らかにしなかった。
同席した酒井宏明県議は、群席県では米空母艦載機による人口密集地での低空飛行訓練などで、住民が爆音や墜落の危険に脅かされているとして「オスプレイの訓練はぜひ中止してほしい」と要望。出席者は訓練期間や飛行ルートなどの公表を求めた。
防衛省担当者は、演習の内容について分かりしだい、できるだけ早く公表する考えを述べた。
沖縄では日米共同訓練でオスプレイを使ったことはなく、新たな訓練を本土で行うもの。負担軽減を口実にオスプレイの訓練を拡大するのはきっぱりやめてもらいたい。