日付:2014-03-02 |
栃木県栃木市で大雪被害の調査。大平町のブドウ農家を訪ねました。「巨峰」などを生産しています。この地域には、国の減反政策により、コメの転作でブドウを作りはじめた農家が70戸ほどあり、若手の後継者もいます。雪の重みでつぶれたパイプハウスの解体作業が始まっていました。
「ハウスの7、8割がつぶれた。もとに戻すとなると億の単位でお金がかかるかもしれない」「ハウスを作ろうにも、資材がない、職人がいない、苗木もない」「順調に育っても、ブドウが実るまでの5、6年間、収入がない」と訴えていました。
「国や自治体の支援はありがたいが、更地にしたり、品種を替えたりしないと補助がでないという声も聞こえてくる。なんとかならないか」というお話も聞きました。国や自治体にしっかりと届けて、被災農家を応援します。