日付:2014-04-13 |
いわき市内で楢葉町からの避難者の方のお話を聞きました。早川篤雄さん、千枝子さん御夫妻です。楢葉町で障がい者の共同作業所やグループホームなどを運営してきました。あの大震災と原発事故でいわき市内に避難。困難な中で、仲間と一緒に頑張ってきました。
楢葉町は、ほぼ全域が避難指示解除準備区域に指定されています。町は町民の帰還時期について、5月頃にも判断する見通しです。
早川さんらは「戻るかどうかみんな迷っている。夫婦二人なら戻ろうか、独りになったら戻らないとか。若い世帯は戻れるのか」「判断しろと言われても事故収束の見通しが立っていない。放射性廃棄物といっしょに暮らすことになる。何より福島第二原発を廃炉にすると、東電は言っていない。それでは不安で戻れない。福島第二の廃炉なくして復興はない」。
「山の放射線量は高い。水のことが心配。木戸川のダムの水がどうなっているのか。一つ一つ不安が解消されていかないと、戻るに戻れない」。