日付:2014-07-15 |
群馬県渋川市内で、大同特殊鋼渋川工場の鉄鋼スラグ問題に関する日本共産党の対策会議を開催。党県委員会、県議団、渋川市議団、前橋市議団などが参加。
群馬県では、フッ素や六価クロムなどの有害物質を含む鉄鋼スラグが道路などの路盤材に使用されていたことが問題になっています。
この間の取り組みを交流。渋川市による使用場所の実態調査と有害物質の含有状況の分析が行われ、数十ヶ所で有害物質が検出されました。前橋市内の市道にも鉄鋼スラグが少なくとも10ヶ所で使われていることが市の調査で明らかになり、その他の自治体でも広く使用されている可能性が高くなってきました。
今後、渋川工場の鉄鋼スラグの使用場所の全容を明らかにすること、有害な鉄鋼スラグの撤去を求めること、有害物質を含む産業廃棄物がリサイクル品として流通しないようにするためのルールづくりを図ることなどを確認。大同特殊鋼、群馬県、渋川市などの自治体、そして国の責任と対策を求めていきます。