日付:2014-07-14 |
日本共産党国会議員団オスプレイ配備反対闘争本部の対策会議が開かれ、米垂直離着陸機MV22オスプレイの東日本地域への飛来計画について防衛省から説明を受けた。
沖縄県・普天間基地所属のオスプレイは、北海道航空協会が札幌市・丘珠空港で20日に開くイベント展示のため、2機が19日に東京都・横田基地を経由し同地に飛行する計画。
墜落事故を繰り返してきたオスプレイが展示されることが突然知らされ、札幌市長はじめ地元が反対の声をあげていると指摘。「民間団体主催を理由に周辺自治体や住民の理解が得られないのに進めていいのか。地元の懸念を米軍に伝えないのか」と質問。
防衛省の担当者は「米軍から情報が得られ次第、提供している」と、情報をそのまま自治体に伝えているだけだと回答した。
オスプレイはまた、人員輸送と称して、1機が15日に厚木基地(神奈川県)を経由してキャンプ富士(静岡県)に飛来し、18日まで滞在する予定について質問。防衛省は、オスプレイ機がその間、訓練する情報はないと答えた。
オスプレイ機の本土での飛行・訓練について防衛省は「沖縄の負担軽減」を理由にあげていることについて、沖縄の負担が減った具体的な数字はあるのかと質問。防衛省はないと回答した。負担軽減というのは姑息な手段。沖縄県民はオスプレイの撤去を求めている。