日付:2014-08-08 |
島根県中山間地域研究センターで吉岡所長らと懇談。尾村としなり党県議、後藤勝彦党県委員長たちとご一緒しました。
中山間地域の活性化をはかるための調査研究、研修、技術指導などを行うという全国的に見ても他に例のない機関です。島根県が設置していますが、中国地方の共同研究機関にも位置付けられています。全国で最初に過疎化現象が生じた島根県ですが、いま新たな地域再生の取り組みが始まっています。
次世代の定住を受け止める持続可能な地域運営の仕組みづくりのため
1)地域ごとの毎年度の定住人口目標を設定
2)定住を受け止めるコミュニティ組織づくり
3)地域を支える人材の養成、配置
4)地域の様々な業務を担う地域法人の育成など
5)「郷の駅」整備
6)行政からの支援体制
といった具体の施策について、調査研究、現場支援を行っています。
次世代定住の条件である地域運営の仕組みづくりについても、その活動に学ぶべき先行事例も紹介していただきました。
「集約とネットワーク」や「コンパクト+ネットワーク」の名で、国が進める政策について、「地域の切り捨てにつながらないか」といった声があるということもお聞きしました。
今日のヒアリングを踏まえ、9月には現地調査を実施する予定です。