日付:2014-09-13 |
熊本県内の米軍機飛行ルートについて、9月12・13日の現地調査と関係者のヒアリングで、その一端が明らかになりました。
1、イエロールートについて
菊池市原の畜産農家が被害を被った事件(2007年)について、被害者から実情を聞くことができました。阿蘇山の山頂部分の飛行も写真で記録されています。山都町の大矢野原演習場上空での飛行も目撃されています。これらはほぼイエロールート下の地点です。イエロールートで米軍戦闘機の訓練飛行が行われていることを改めて確認しました。
2、謎の米軍輸送機の飛行ルートについて
これまで大分県と鹿児島県で米軍輸送機の訓練飛行がが行われていることを指摘しましたが、今回この両県をつなぐ熊本県内の米軍輸送機の飛行ルートがおぼろげながら見えてきました。
1)熊本県南部の人吉盆地に宮崎県えびの市から、プロペラ機が飛行している証言がある
2)五木村でも目撃されている
3)美里町(旧砥用町)で目撃した方のお話を直接聞きました
さらに
4)山都町蘇陽地区でも目撃されているとのこと
こうなると断定するには至りませんが、鹿児島県薩摩半島ー宮崎県えびの市ー熊本県人吉盆地ー五木村ー美里町(旧砥用町)ー山都町蘇陽地区ー大分県竹田市ー豊後大野市ー臼杵市(あるいは大分市)とつながる飛行ルートが浮かび上がってきます。米軍輸送機の機種については、鹿児島県薩摩半島でMC130の写真記録があるので、MC130の可能性もあると思いますが、KC130、C130も視野に入れて、引き続き調査をしていきたいと思います。
熊本県山都町が二つの米軍機飛行ルートの「交差点」になっているのかもしれません。その山都町に所在する大矢野原演習場でオスプレイ訓練を行うなどとんでもない!さらに格納庫や給油施設などをつくって、オスプレイの常設訓練場にすることなど許せません!