日々、みなさんとともに イラスト
活動日誌


2003年11月
■埼玉県朝霞市・上尾市の市議選告示で応援に (11月30日)

 30日に告示となった、埼玉県朝霞市と上尾市の市議会議員選挙で党候補全員の当選をと訴えました。

朝霞市議選で、堀内候補(写真左)、松岡候補(右)の出陣式で応援

上尾市議選で、6候補を必ず議会へと訴える
■コイヘルペス被害救済を政府に要請 (11月27日)

 塩川てつや衆院議員は27日、大門みきし参院議員や茨城県の関係地方議員らとともに、茨城県霞ケ浦の養殖コイのコイヘルペスウイルス(KHV)感染による大量死問題で十分な被害救済とKHVの侵入経路などの原因究明、コイ大量死と霞ケ浦の水質汚濁の因果関係の調査研究をおこなうよう、農水・国土交通両省に要請しました。

 塩川議員らは、被害をうけた霞ケ浦漁協連合会などの関係者から事情を聞いたとして、出荷の最盛期を前にした大量死に加え、まん延防止のための移動禁止措置などで深刻な経営危機に陥っていることを指摘。政府がKHVが海外で発生していることを承知していながら養殖業者や漁協関係者への情報提供を怠り、侵入を防ぐ十分な防疫体制を取らなかったことなどにふれ、被害救済策のほか、水質汚濁の原因となっている逆水門の柔軟運用と那珂川などからの大規模な導水事業の中止を求めました。
霞ケ浦のコイ大量死問題で緊急策を要請する塩川・大門議員(正面前列左から)ら=27日、農林水産省
■イラク派兵ストップ、年金改悪反対で宣伝(11月22・23日)

 塩川鉄也衆院議員は23日、森原公敏国際局次長とともに栃木・埼玉・群馬の北関東三県をかけまわり、イラク派兵阻止、年金改悪反対を街頭から訴えました。22日には茨城県で宣伝しました。

 高崎駅前での行動には党員や後援会員らが参加。買い物客らにビラ配布し、署名を呼びかけました。

 塩川議員は年金改悪反対、派兵を許さず憲法九条を守るなど総選挙でかかげた公約の実現に全力をあげる決意を表明しました。

 友人とともに署名した女性は「憲法で戦争してはいけないことになっているんじゃないんですか。それなのに自衛隊が出ていくのはおかしい。戦争したがっている小泉首相は嫌い」と話していました。

 また、22日の水戸駅でも約1時間ほどの行動で、124筆の署名が寄せられ「友人が自衛隊にいるから」とか、「兄が自衛隊員だから」など高校生や若者の関心も高く、中には「一番先に小泉首相が行けばいいんだ」という人までいました。

水戸駅前で署名にとり組む塩川議員

訴える塩川議員(写真上から宇都宮市、さいたま市、高崎市)
■埼玉土建労組の国会要請行動で懇談(11月20日)

 埼玉土建一般労働同組合が「国民医療の拡充」と「建設国保の育成・強化」を求める国会要請を受け、訪れた組合員の方たちと懇談しました。

要請行動の懇談会で挨拶する塩川議員(左)
■霞ヶ浦のコイ大量死で現地を調査、懇談(11月13日)

 茨城県の霞ケ浦などで養殖ゴイがコイヘルペスウイルスに感染し、大量に死んだ問題を重視した日本共産党県委員会と国会議員は13日、現場を視察するとともに、関係者から話を聞きました。

 視察には大門みきし参院議員、塩川鉄也衆院議員、大内久美子・山中たい子の両県講、沿岸市町の党議員らあわせて20人余が参加しました。

 一行は玉造町にある県内水面水産試験場の渡辺一夫場長らからこれまでの経過、対応などについて説明を受けた後、調査船に乗り込み、養殖場や死んだコイの回収作業現場をつぶさに視察。霞ヶ浦漁協連合会や霞ヶ浦の自然再生に取り組んでいるNPOアサザ基金などを訪れ関係者らと懇談しました。

茨城県県内水面水産試験場で説明を受ける塩川議員(正面右から5人目)ら=13日、茨城県玉造町
■大宮駅前で総選挙の結果を報告(11月10日)

 9日投票の総選挙で再選を果たした日本共産党の塩川鉄也衆院議員は10日、さいたま市のJR大宮駅東口で街頭演説に立ち、総選挙の結果を報告しました。増子典男党県委員長は「消費税増税と憲法改悪に反対する大きな国民的運動を起こしていきたい。日本共産党とともに立ちあがってほしい」と訴えました。

 塩川衆院議員は「与党三党は過半数を獲得したものの、改選前議席を割りこんでおり、小泉内閣が信任されたとはいえない」と強調。国民のための政治実現に全力をあげる決意をのべました。

「全力をあげます」と訴える塩川議員(中央)と増子党県委員長(左)、阿部党県副委員長(右)=10日、JR大宮駅東口
■しんぶん「赤旗」のインタビューにこたえる(11月10日)

 衆院北関東ブロックで再選を果たした日本共産党の塩川鉄也衆院議員に、選挙戦を振り返っての感想と、今後の抱負、決意を聞きました。

 今度の選挙では、マスコミが政権選択、「二大政党」制を大々的に演出するなかで、自民、民主の政策が、仕掛け人である財界好みの政策でしかないことを、消費税、憲法問題を通じて明らかにしようと努めました。残念ながら一カ月ほどしか時間がなく、多くの有権者に伝えきることができませんでしたが、「政権の担い手でなく、中身を変えることが大事だ」という訴えは次第に浸透していきました。

増税阻止の展望ある

 年金問題など、消費税に頼らない社会保障制度充実を訴え、無駄な公共事業削減などやるべきことをやれば財源は十分あるという訴えは国民の共感を得ました。とくに消費税増税に道理がないという論戦をやったことは今後に大いに生きてくるはずです。これから意気高くたたかっていけば、増税をストップさせる展望を切り開けると思います。

 街頭でも、多くの人から「憲法を守って」と声をかけられ、「平和憲法を守りたい」のみなさんの思いを肌で感じました。駅頭で私の演説を聞く機会の多いタクシー運転手からも激励の声が寄せられました。

つながりを生かして

一期目の三年間、北関東のさまざまな市民・運動団体や、地方議員のみなさんとつながりを持ち、要求をストレートに反映できる関係を築いてきました。

 思川開発(栃木)、八ツ場ダム(群馬)、霞ケ浦導水事業(茨城)など、無駄な公共事業をやめさせ、環境を守る取り組みをいっそう発展させたい。小泉内閣のもとでは、中小企業つぶしの政策は大枠で変わりません。日本の経済を支え、雇用の担い手である中小企業の地域での前向きな取り組みを国政に反映させ、水戸市のメガモール進出問題や、宇都宮市中心商店街など、商店街活性化に取り阻みます。

 選挙戦のなかで、「今の政治を変えたい」の思いで、民主党に投票した人も多いと思いますが、民主党の政策の中身は自民党と同じです。今度の国会では、私たちの論戦を通じて、その中身を浮き彫りにし、「二大政党」制のまやかしを明らかにします。大きな争点になる消費税、憲法の問題でも、国民の立場から問題点をただしていく先頭に立ちます。

参院選へ大飛躍必ず

 来年一月の党大会に向けて、党そのものを強く大きくし、国民との結びつきを強めるために、私も努力したいと考えています。

 半年後には参院選を控えています。一カ月でここまでの到達点を築いたのですから、半年あればもっと大きな飛躍が勝ち取れるはずです。参院比例代表候補の大門みきし議員、埼玉選挙区のあべ幸代さんをはじめ各選挙区の候補者と力を合わせて頑張ります。再び国会に送ってもらった重みをしっかり受け止めて、二議席分頑張る決意です。
■再選果たした塩川議員、早朝から訴え(10月10日)

 北関東ブロックの比例代表で再選を果たした新衆院議員の塩川鉄也氏は10日午前7時から、埼玉県所沢市の新所沢駅前で早朝宣伝。通勤・通学途中の人々に、国会活動での決意を訴えました。

 塩川氏は、今回の選挙で、自民、民主両党が、消費税増税、憲法改悪を競い合うことに終始したことを批判。「戦争推進、憲法改悪を掲げる二大政党制では、国民の声が届かない。自民党政治を根本から切り替えるには、悪政にきっぱり対決する日本共産党の役割が大事になっている」と強調しました。

 さらに「医療、年金など社会保障を予算の主役にすえるよう、公約実現のために引き続き全力でがんばります」と決意を表明。道行く人々から「ぜひがんばって」と激励を受け、固い握手を交わしていました。

通勤通学客に訴える塩川氏=10日、埼玉県所沢市内
■比例北関東ブロックで塩川さん再選(11月10日)

 比例北関東ブロック(定数20)では、塩川鉄也候補が再選を果たしました。塩川氏は、埼玉県所沢市の塩川鉄也事務所で、詰めかけた後援会員、支援者らと、がっちり握手を交わしました。

 選挙戦で北関東4県を駆け巡ってきた塩川氏は、中小業者の営業を支援する借換保証制度創設や地域金融を守る施策実施の先頭に立ってきたことを訴え、党への支持と共感を広げました。

 塩川氏は「当選のために大きな力を発揮してくれた党員、後援会員のみなさんに心からお礼を申し上げます。選挙戦のなかで、政治を変えてほしいという願いを実感しました。立場に大きな違いがない二大政党でなく、日本共産党にこそ大きな未来があることを、遠からず多くの人々が納得してくれると思います。国民の願いをしっかりと受け止めて、国会活動で奮闘していきたい」と決意を語りました。

再選を果たし、喜び合う塩川比例候補(右から3人目)=10日未明、埼玉・所沢市
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