日々、みなさんとともに イラスト
活動日誌


2003年12月
■「買収容疑の新井議員は辞職せよ」と街頭宣伝 (12月29日)

 買収容疑で自民党の新井正則衆院議員(埼玉8区選出)が逮捕された問題で、塩川鉄也衆院議員は29日夕、所沢市内で柳下礼子前県議、所沢市議団とともに街頭宣伝に立ち、「新井議員はただちに辞職を。今こそ政党助成金を見直しキッパリ廃止を」と訴えました。

 塩川議員は「自民党に金権政治を改める能力がないことがまた明らかになった」とのべ、選挙中、新井氏を熱心に応援した小泉純一郎首相の政治的道義的責任を強調。税金でまかなわれている政党助成金を買収資金に使った新井氏を厳しく糾弾した塩川議員は、1月から始まる通常国会でこの問題を追及していく決意をのべました。

「新井議員は辞職せよ」と訴える塩川議員(中央)=埼玉・西武線所沢駅西口
■茨城・取手市で街頭宣伝(12月27日)

■足銀破たんで栃木県信用保証協会などと懇談 (2003年12月26日)

 足利銀行の破たん・国有化問題で塩川鉄也衆院議員と野村せつ子栃木県副委員長は26日、県信用保証協会、県中小企業再生支援協試会を訪ね、実情を聞くなどして懇談しました。

 足銀破たん後、県保証協会への融資の申し込みは千九百四件。昨年同月比(25日現在)で件数1・5倍、金額では3倍にはね上がっています。斎藤哲専務理事は、日本共産党の中小企業のセーフティーネットづくりの努力に謝辞を表明。「破たんの影響から三月決算で相当の赤字企業がでるのでは」と県内経済に悪影響が広がるとの見方を示しました。

 県再生支援協議会で、これまでに受けつけた相談は83件。その約7割が「金が回らないなどの資金繰り」をめぐる資本金一千万円未満の企業からのものです。応対した幹部は「整理回収機構に送られる前に、企業の再生を図るのがわれわれの仕事。足銀の『受け皿さがし』を急ぐ動きがあるが延期するために力を貸してほしい」と塩川議員に協力を要請しました。

 塩川議員は「再生支援中に『受け皿』が決まると、企業再生に混乱が生じる。再生が機能的にすすめられるよう努力したい」と答えました。

県信用保証協会で懇談する塩川議員(右から2人目)と野村副委員長(右)
■足銀問題で金融庁、中小企業庁などに要請 (12月25日)

 足利銀行の破たん・国有化問題で、日本共産党の大門みきし参院議員、塩川てつや衆院議員、野村せつ子栃木県委員会副委員長は25日、金融庁、中小企業庁、財務省に対して、足利銀行の取引先や出資者、地域経済への対策を要請しました。

 金融庁に対しては、これまで確実に返済を行ってきた事業者や善意の出資者の保護など具体的な要請文を、野村副委員長が竹中平蔵金融相あてに提出。応対した五味廣文監督局長は「貸出先を不良債権として切り捨てるのではなく、優良なものに再生させて足銀そのものの資産価値を高める改革を行っていきたい」と述べました。

 中小企業庁では望月晴文長官が応対。「足銀問題は、中小企業対策の試金石だ。こういうときに役に立たないようでは中小企業庁の存在意味がない」と対策に万全を期すことを表明。栃木県中小企業再生支援協議会を緊急に増員するなどの措置を約束しました。中小企業再生のための資金支援を要請した大門議員に対して、財務省の宗永健作政策金融課長は、政策投資銀行の中小企業再生事業への出資機能を活用することが可能であるとの見解を表明しました。

中小企業庁に申し入れをする塩川議員(右端)、大門議員(左端)
■日本共産党群馬県委員会と栃木県委員会の党会議であいさつ (12月23日)

栃木県委員会の会議であいさつする塩川議員
■超大型店・街づくり問題で調査(12月18日)

 塩川衆院議員は18日、福島県を訪れ、ジャスコが計画する超大型店の出店予定地(26万u)、伊達町の現地を視察しました。広大な田圃とリンゴの木がひろがる農業地域を前に、数年にわたって大型店の出店を阻止してきた「県北地域の大型店出店とまちづくりを考える会」の事務局の方から説明を受けました。その後、県庁で「広域まちづくり検討会」についても聴き取り調査をおこないました。

ジャスコ出店予定地を視察する塩川議員=福島県伊達郡伊達町
■埼玉県所沢市内で活動(12月14日)

 塩川てつや衆院議員は14日、埼玉県所沢市内で訪問や地域後援会の総会に出席。夕方、党青年支部とともに所沢駅西口で「イラク派兵反対」の署名宣伝をしました。

 宣伝を始めるとすぐに、列に並んで署名をする人ができるほどで、一時間の行動で百人分の署名が集まりました。

 署名した四十代の女性は「どこかが署名を集めてくれたらなぁ、とずっと思っていたんです。反対という国民の声を居けるところが必要ですよ」と話しました。四人グループで遠巻きに署名するかどうか相談した後「やろーぜ」と近寄ってきた中学生は「戦争なんて絶対行きたくない。イラクには行かせたくない」と全員で署名しました。

 これまでの宣伝・対話で「若い人の中に憲法九条を知らない人が多い」との意見が寄せられていたため、今回は「憲法九条、あげます」と書いたボードを掲げ九条のコピーを用意。「憲法九条ください」と寄ってきた若い女性は「ちゃんと読んだことがなかったから、この機会に読んでみたかった」と話しました。

イラク派兵許すなと訴える塩川議員(左)
■埼玉県大井町の議会報告会で国会報告(12月13日)

 埼玉県大井町委員会の議会報告会に出席して、総選挙でのお礼やこの間の活動を報告。来年の参院選挙での躍進を訴えました。

■足利銀行問題/観光業関係者から実情調査(12月11・12日)

 足利銀行(本店・宇都宮市)の一時国有化問題で、塩川てつや衆院議員は11、12日、世界遺産に登録された日光市、温泉とリゾートで有名な那須町を訪ね、関係者から実情を聞きました。

 すでに足銀破たんの影響が出始めており、那須町商工会の星野勝男会長は「来年、製造工場を建設するため新規融資を足銀に申し込んだが、受け入れてもらえなかった会社もでている。『足銀の受け皿問題』があるからではないか。景気の先ゆきに不安を感じる」と言います。

 星野会長は「中小企業の経営安定資金として制度融資などの粋が広げられたが、保証協会が認めないと足銀からは一円も借りられない現状がある。資金の受け皿が大きくなったのだから、貸すための蛇口をもっと広げられるよう力を尽くしてほしい」と要請しました。

 塩川議員は「保証協会承認が得やすくなるよう検討し、みなさんの力になりたい」とのべました。

眞杉瑞夫日光市長(右)から実情を聞く塩川議員(正面右)ら=12日 星野勝男那須町商工会会長(左)から融資の実態などを聞く塩川議員(正面左)ら=12日
■「自衛隊のイラク派兵反対12・10中央集会」に参加(12月10日)

 日比谷野外音楽堂で開催された「自衛隊のイラク派兵反対12・10中央集会」に参加。埼玉の隊列に加わり、銀座までデモ行進しました。
■郵政産業労働組合中央本部役員と懇談(12月10日)

 郵政産業労働組合(郵産労)中央本部役員のみなさんと党国会議員団との懇談に出席。今年4月に発足した郵政公社後の職場の状況、郵政民営化議論の現状などについて意見交換しました。
■「原発センター」と懇談 (12月9日)

 「原発センター」と党国会議員団の原発・エネルギー対策委員会との懇談に出席しました。

■イラク派兵の基本計画決定で「計画中止を」と宣伝(12月9日)

 小泉内閣は9日、イラクへ自衛隊を派兵する「基本計画」を決めました。
 それを受け塩川てつや衆院議員は9日夕、埼玉県所沢市の西武所沢駅西口で市議団や党支部の人たちとともに自衛隊のイラク派兵に反対する署名・宣伝をおこないました。塩川氏が「憲法前文をわい曲して自衛隊のイラク派兵を合理化する小泉首相と日本政府に怒りの署名を」と訴え、高校生やお年寄りらが次々に足を止め協力しました。

イラク派兵反対をよびかける塩川議員=9日夕方、西武線所沢駅西口
■埼玉県朝霞市議選で再び応援に(12月3・5日)

 7日投票の埼玉県朝霞市議選で告示日に続き、個人演説会で応援に入り、松岡候補(3日)と堀内候補(5日)への支持を訴えました。
■足利銀行問題で調査(12月3日)

 塩川てつや衆院議員は3日、大門みきし参院議員らとともに足利銀行の一時国有化問題調査のため、同行本店のある宇都宮市を訪問しました。

 一行は栃木県庁、足利銀本店、県商工会議所連合会幹部と懇談。商店街や業者らへの影響を調査しました。

 県庁では「まさしく突然だった」と驚きを隠せない鈴木勲総務部長と懇談。部長は「地元経済・企業のことが考慮されたのか心配だ」と述べ、一時国有化という処理方法に疑念を示しました。

 足利銀本店で応対したあしぎんフィナンシャルグループの田村秀一常務取締役は、債務超過となる監査報告を監査法人から突然示された経過を説明。「もう少し時間を与えていただければ…」と悔しさを隠し切れない様子。無価値になった同行の株を持つ地元業者らの問題では「投資ではなく足銀頑張れと(いう趣旨で)持っていた人が多い。東京でしゃくし定規に考えるのとは違う」と語りました。

 県商工会議所連合会の簗郁夫会長は懇談で、地元経済に対する考慮に欠けた今回の措置を「血も涙もないやり方だ」と批判し、県内経済界に懸念が広がっでいる実情を紹介しました。

足銀問題で栃木県商工会議所連合会で懇談する大門議員(左から2人目)と塩川議員(同右)
「あしぎんフィナンシャルグループ」の田村常跨(右端)と懇談する(その左へ)大門参院議員、塩川衆院議員ら
■全国建設労働組合総連合と懇談(12月2日)

 全国建設労働組合総連合(全建総連)と党建設国保対策委員会との懇談会に出席。建設労働者の“命綱”である建設国保予算の確保や住宅建設の促進などの要望が出されました。この懇談には塩川議員はじめ衆参16人の議員が参加。塩川議員は要求実現のために努力する決意を述べました。

全建総連と懇談する大門議員(立っている穀田議員の右)と塩川議員(右に2人目)=国会内
■政令市の党議員団と懇談(12月2日)

 塩川てつや衆院議員は2日、国会内でおこなわれた日本共産党国会議員団と12の政令都市の党議員団との懇談会に参加しました。懇談は大都市が抱える諸問題について、国会議員団に協力・要請するもので、例年おこなわれています。

 指定都市の各議員からは、国保料滞納者増加への対応や、生活保護とホームレス対策、地震や水害などの対策、地下室マンションの増加などの問題について報告がありました。

 これを受けて、国会議員団のそれぞれの問題に対応する議員が、国会での経過や今後の見通しを明らかにしました。

政令都市の党議員団との懇談会にて(右から)塩川衆院議員と富樫参院議員ら
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