【新聞「新埼玉」掲載】あたたかい埼玉県政へ転換を

新聞「新埼玉」8月号より

塩川鉄也の国会から埼玉から

 国の悪政の防波堤となる自治体の役割発揮が求められているのに、埼玉県政はどうでしょうか。

 マイナンバー制度をめぐって、個人情報の漏えいや保険証廃止、マイナンバーカード押し付けが大問題になっているのに、現職知事は「マイナンバーカード・マイナ保険証はメリットがある」などと、国の政治を追認するだけ。県政だけでなく国政に対しても自民党政治に迎合しています。

 岸田政権の敵基地攻撃能力保有と大軍拡に対しても、「国の専管事項」というだけ。平和と立憲主義を壊す岸田政権追随の県政では、暮らしも平和も守れません。4年前の知事選で、現職知事を自主支援した「自民党県政の復活は許さない」「立憲主義を守る」という大義は損なわれました。

 国いいなりの県政を変え、健康保険証廃止撤回、大軍拡ストップ、県民一人ひとりに寄り添うあたたかい埼玉県政へと転換していきましょう!

(衆議院議員・党国会対策委員長代理)