自衛隊機の墜落事故を風化させない集会/埼玉・入間市

 自衛隊機の墜落事故から24年、風化させない市民のつどい。

 入間基地や米軍所沢通信基地、米軍横田基地などが周辺に立地する埼玉西南地域。毎年、つどいを開き活動を交流。

 オスプレイの監視行動、防衛医大の軍事医療研究の調査などの活動報告。

 私は「入間基地の現状と土地利用規制法」と題して講演。


自衛隊機事故/風化させない/墜落から24年/埼玉でつどい

「しんぶん赤旗」11月20日・4面より

 埼玉県の入間、狭山、所沢、飯能、日高の5市の基地問題に取り組む「自衛隊機の墜落事故を風化させない五市連絡会」と各市の平和委員会は19日、入間市で「自衛隊機の墜落事故から24年、風化させない市民のつどい」を開き、68人が参加しました。1999年11月22日に自衛隊機が入間川の河川敷に墜落した事故が起きて以降、毎年開かれているもの。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員・衆院北関東比例候補が講演し、戦争を支える拠点基地へと強化される入間基地の様子を告発。基地周辺が「注視区域」の候補になった土地利用規制法について「『安全保障』を口実に市民を監視する仕組みを強化するものだ」と指摘し、「墜落事故などの被害におびえる周辺住民を加害者かのように扱う法律は認められない」と強調しました。

 いのまた嘉直共産党衆院埼玉9区予定候補が墜落事故時の様子や自衛隊機や米軍機の墜落事故について市議会での議論をもとに解説。99年の事故以来、新たに事故は起きていないが多くの落下物がある現状を報告しました。

 各市団体から活動報告があり、市民が大軍拡・大増税を許さない声を上げることの重要性が語られました。

 日本共産党の地方議員らも参加しました。