党能登半島地震災害対策本部会議

 能登半島地震災害対策本部会議を開催。

 小池本部長代理から基本報告、井上事務局長から被災地調査報告を受け、意見交換。

 被災者、被災地の要望や課題は、刻々変化している。引き続き、救援募金に取り組むとともに、被災地の状況を把握し、政府への申し入れを行うことを確認。

 


能登地震/救援募金/早く被災地へ/党災害対策本部が会合

「しんぶん赤旗」1月10日・2面より

 日本共産党国会議員団の能登半島地震災害対策本部(本部長・志位和夫委員長)は9日、国会内で会合を開きました。現地の党組織などと緊密に連携し日々変わる被災地の状況を把握し、さらなる政府への申し入れを行っていくことなどを確認しました。

 対策本部長代理の小池晃書記局長は、全国の党組織がとりくんでいる救援募金活動で9日正午までに3649万円が党中央に寄せられていると報告。「一刻も早く被災地に届ける活動を今週中にも行いたい」と述べました。

 甚大な被害が出ている石川県輪島市などを現地調査した対策本部事務局長の井上哲士参院議員は、救命活動に全力をあげながら、孤立集落など被害の全貌をつかみ、遅れている避難者への支援に力を尽くす必要があると強調しました。

 輪島市では道路の分断などで避難所に物資が行き届かず、さらに避難所に入りきれずビニールハウスなどに自主避難している人たちが物資を受け取れない事態になっていると指摘。避難所の深刻な衛生環境も指摘し「熊本地震では直接死が50人だったが、関連死は200人を超えた。こうした事態を繰り返してはならない。末端まで支援を届け、声をよく聞いて対応することが必要だ」と述べました。