【新聞「新埼玉」掲載】「オール沖縄」と連帯してオスプレイ配備の撤回を

新聞「新埼玉」9月号より

塩川鉄也の“国会から埼玉から”

 墜落事故を繰り返す危険なオスプレイが県内各地を飛行し、米軍所沢通信基地では着陸訓練まで行いました。米軍は今後も訓練することを否定していません。病院や住宅団地のすぐ隣で軍事訓練を行うなどとんでもない。

 多くの市民が抗議の声をあげる中、所沢市は、所沢通信基地への米軍機の飛来中止を国に要請しました。また全国知事会は、国に「米軍基地負担に関する提言」を提出。日米地位協定を抜本改定し、航空法などの国内法の適用を米軍に求めるものです。ドイツやイタリアなど海外では、米軍もその国の法律を守るというのは当たり前のことです。

 米軍の横暴を許さないという翁長雄志沖縄県知事の訴えが全国知事会を動かし、今回の提言につながりました。「オール沖縄」と全国のたたかいが一体となって、国と米軍を追い詰めています。オスプレイの訓練中止、配備撤回を実現しましょう。そして何としても沖縄県知事選勝利を勝ち取りましょう。