「桜」逃げ切りは許さない/臨時国会閉会/埼玉・JR浦和駅前で国会報告

 臨時国会閉会日、浦和駅前で国会報告。伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補と訴えました!

 政府与党は、野党の会期延長要求を拒否。安倍首相の逃げ切りは許さない。「桜を見る会」私物化疑惑について、内閣委員会で政府を質す機会をつくることを与党も受け入れざるを得ませんでした。閉会中も徹底追及します。


新しい政治/国民と開く/塩川・伊藤・梅村氏訴え/埼玉

「しんぶん赤旗」12月10日付・首都圏版より

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員と伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例予定候補は臨時国会が閉会となった9日、さいたま市のJR浦和駅西口で訴え、きたる解散・総選挙で安倍政権を退陣に追い込む決意を語りました。

 梅村氏は、10月から国民に消費税10%増税が押し付けられたもとで、安倍政権による「桜を見る会」の税金私物化問題が発覚したことを批判し「『税金は国民のために使え』の声を大きく広げよう」と呼びかけました。

 塩川氏は、「桜を見る会」疑惑をめぐり、野党が結束して国会の会期延長を求めたことを紹介し「このまま幕引きすることは許されない。今後も追及の先頭に立ちます」と強調。伊藤氏は「カネで買収するような政治は、もう終わりにしよう。国民が納めた税金が、国民のために還元される、新しい政治を切り開きましょう」と訴えました。

 訴えを聞いていた女性(50)=さいたま市=は「自民党は『逃げ切った』と言うけど、その言葉に後ろめたいことがあるというのが表れている。野党はまだまだ追及してほしい」と話しました。