台風19号豪雨災害/越辺川決壊現場付近を調査/埼玉・坂戸市、川越市

 台風19号豪雨災害から3か月。坂戸市、川越市の越辺川決壊現場付近を歩く。

 床上浸水被害のあった東坂戸団地。大谷川は下流で越辺川に合流します。越辺川の破堤した水が大谷川沿いに溢れました。

 坂戸市内では、約四百棟の住家被害がありました。
被災者の生活と生業の再建に力を尽くしたい。

 百名の入所者が避難した特養ホーム「川越キングスガーデン」。

 川越市内に福祉避難所の建設が進んでいます。

 浸水被害を受けた障害者支援施設「けやきの郷」。

 まだ再開に至っていません。法人は、埼玉県等と再開に向けて協議中といいます。

 県は国に、被災障害者施設向けの支援を行うことを求めています。

 越辺川との合流部分にある大谷川雨水排水機場と大谷川樋門。

 ここの下流部で越辺川が決壊しました。豪雨時に排水機場を稼働させていたことについて、県と坂戸市等の間で議論になっています。

 越辺川の決壊現場。越水による破堤だといいます。耐越水堤防をはじめ、流域治水の議論が必要です。