全労連公務部会・公務労組連絡会/臨時総会であいさつ

 全労連公務部会・公務労組連絡会臨時総会であいさつ。

 桜を見る会やカジノなど安倍政権の腐敗、退廃は深刻に。国会論戦では、追及とともに希望を語りたい。市民と野党の共闘の前進で、安倍政権に代わる野党連合政権の実現を。

 定年引き上げの国公法改正案について、問題点を質し、同一労働同一賃金の原則や年金問題など労働条件の改善につながる取り組みを行っていきたい。


全労働者賃上げめざす/全労連公務部会など春闘方針

「しんぶん赤旗」1月30日付・5面より

 全労連公務部会と公務労組連絡会は29日、合同の臨時総会を東京都内で開き、「安倍9条改憲を阻止し、憲法をいかして全労働者の賃上げと公務・公共サービスの拡充を目指す」とする春闘方針を採択しました。

 主催者あいさつした小畑雅子議長(全教委員長)は、「内部留保をため込む大企業に、賃上げ、下請け単価の改善、賃下げなしの労働時間短縮を迫り、社会的責任を果たさせよう」と訴え。緊急に改憲発議阻止の署名に取り組み、憲法を生かし個人の尊厳を大切にする公務職場を実現する春闘を呼びかけました。

 春闘方針は、月額2万3000円以上、高卒初任給を18万200円に引き上げることを要求。▽賃上げ・労働条件改善で「8時間労働」社会の実現▽民間委託を許さず、定数増で公務サービス拡充▽労働基本権獲得など民主的な公務員制度の確立―などを掲げました。

 討論で、国公労連の代表は、「非正規雇用職員の賃上げ、格差改善は急務だ」と訴え。自治労連の代表は、「公立・公的病院の再編統合に対して命をまもる共同を広げている」と発言しました。

 全教の代表は、「変形労働制導入の条例阻止と、抜本的な教職員の定数増を求める運動が各地で始まっている」と報告しました。

 日本共産党から塩川鉄也衆院議員が連帯あいさつしました。