【新聞「新埼玉」掲載】全党がつくり上げた野党共闘

新聞「新埼玉」2月号より

塩川鉄也の国会から埼玉から

 『桜を見る会』問題やカジノ疑惑をめぐり、前国会閉会後も、内閣委員会や議院運営委員会の理事会等、野党国対委員長連絡会、野党合同ヒアリングが開かれてきました。私は、理事会メンバー、国対委員長代理、野党カジノ問題追及本部・副本部長として出席し、連日野党議員と行動しています。

 第28回党大会には、野党各党の方々が、心通うあいさつ、メッセージを送ってくれました。この信頼関係は、安倍政権と対決するため、野党が一致して行動するには何かできるか、議論と活動を積み重ねてきたことで、築かれたものです。

 野党共闘の中で、日本共産党の果たす役割は極めて大きく、立憲民主党の安住淳国対委員長は『論戦での共産党の突破力』への期待を述べています。この論戦力は、綱領路線があるからこそです。そして、多くの地方議員、党支部党員がいる草の根の力にも信頼が寄せられています。野党共闘は、まさに全党がっくり上げたものです。

(衆議院議員・党国会対策委員長代理)