国会の大幅な会期延長を/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。6月17日の国会会期末を目前にして、国会の大幅な会期延長を求めていくことを確認。

 新型コロナウイルス感染症の第二波、第三波に備えて、即応性をもって国会が対応するとともに、巨額な予算執行へのチェック機能を果たすことが必要。

 国会を開き続けるように与党に働きかけていく。議長に対して、会期延長の申し入れを行うことにしたい。


国会会期大幅延長を要求/野党国対委員長が合意

「しんぶん赤旗」6月16日付・2面より

 日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの共同会派は15日、国会内で野党国対委員長連絡会を開き国会会期末(17日)の対応を協議し、新型コロナウイルス感染症が収束しないもとで、今国会の大幅会期延長を要求することで合意しました。

 野党国対委員長は、第1次補正予算、第2次補正予算の執行について監視機能を果たすのが議会の役割だとの認識で一致。東京都内で新型コロナウイルス感染者数が増加しているもと、感染の第2波、第3波が油断できず、即応性をもった対応が求められるとして、国会会期の大幅延長を求めることで合意しました。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は「与党側には、国会を延長するよう粘り強く働きかけ続ける」と表明しました。

 16日の衆院本会議後に野党書記局長・幹事長会談を開き、会期の延長を求める方針を確認し、会期幅などを決めることについても合意しました。