河井前法相夫妻の逮捕/両議員の辞職と集中審議を/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。河井前法務大臣と案里参院議員の逮捕を受け協議。巨額選挙買収疑惑の両議員の辞職を求めたい。

 法務行政を所管する法務大臣経験者が逮捕されるなど前代未聞。安倍首相の任命責任が問われる。

 案里氏を党公認候補とし、1億5千万円の資金を注ぎ込み、自らの地元秘書まで投入した安倍首相の責任は免れない。

 法務委で法務省からの説明を求めるとともに、予算委集中審議を要求することを確認。


河井氏逮捕/予算委で真相解明を/野国連、首相の説明を要求

「しんぶん赤旗」6月19日付・2面より

 日本共産党と、立憲民主党や国民民主党などの共同会派は18日、前法相の河井克行衆院議員と河井案里参院議員が選挙買収の容疑で逮捕されたことを受け、国会内で国対委員長連絡会を開きました。

 野党は「法相経験者の逮捕は戦後初であり、安倍晋三首相の任命責任は重大だ」として、政府から法務委員会の理事会に対する逮捕事由の説明と、予算委員会の集中審議を開いて安倍首相の責任追及と真相解明を果たすことを自民党に求めることで一致しました。

 立憲民主党の安住淳国対委員長は、克行氏を法相に任命し、案里氏の選挙時に自民党本部が1・5億円もの資金を提供し特別扱いしたことなどを挙げ、「一番大きな責任は安倍首相にある。首相が直接、予算委の集中審議で説明するべきだ」と強調しました。