自衛隊機の墜落事故を風化させない集い/埼玉・狭山市

 埼玉県狭山市で空自入間基地周辺の5市の関係者が主催する「自衛隊機の墜落事故を風化させない集い」に参加。「敵基地攻撃能力と電子作戦部隊強化」をテーマに講演。

 新たな電子偵察機、電子妨害機の配備計画など、入間基地の拡張・機能強化が進む実態を指摘しました。

 所沢・狭山・入間・飯能・日高の代表から、各地の取り組みを紹介。

 学術会議任命拒否の撤回を求める発言もありました。


「軍拡やめろ」世論大きく埼玉・5市連絡会/塩川氏迎え「集い」

「しんぶん赤旗」12月1日付・首都圏版より

 埼玉県の入間、狭山、所沢、飯能、日高の5市の基地問題に取り組む団体で構成する「自衛隊機の墜落事故を風化させない5市連絡会」は28日、狭山市で「集い」を開きました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員が講演。航空自衛隊入間基地(入間市・狭山市)では、敵基地攻撃能力保有につながる電子作戦部隊の強化や、輸送と軍事医療の兵たん拠点化が進んでいると指摘し。「専守防衛を投げ捨てて海外で戦争する国づくりを目指す重大な問題だ。軍拡路線をやめ、9条改憲は断念せよという世論を大きくしよう」と訴えました。

 各地の代表らから「米軍所沢通信基地(所沢市)も基地能力が強化されてきている。18年にはオスプレイも飛来した。粘り強く全面返還に向け頑張っていく」(所沢)、「初めて入間基地で航空観閲式が行われ、抗議・監視行動をした。5市連絡会として、コロナ禍の下では中止すべきと、防衛大臣と航空総隊司令官に要謂もした」(狭山)などの発言がありました。

 日本共産党の神田三春衆院埼玉9区候補や市議も参加しました。