学術会議/任命拒否の理由を明らかにし、速やかに任命を/全国革新懇の要請に同席

 全国革新懇のみなさんが、日本学術会議会員の任命拒否の撤回を求める署名約3万6千筆を内閣府に提出。私も同席しました。

 学問の自由、思想信条の自由を侵害する菅政権の横暴は許せません。

 任命拒否の理由を明らかにし、6名を速やかに任命することを強く求めました。


学術会議任命拒否の撤回求め3万人署名/全国革新懇、内閣府に提出

「しんぶん赤旗」2月13日付・3面より

 全国革新懇は12日、国会内で、日本学術会議会員の任命拒否の撤回と任命拒否の理由を明らかにすることを求めた、3万6642人分の署名を内閣府に提出し、要請を行いました。

 全国革新懇代表世話人の五十嵐仁・法政大学名誉教授は、任命拒否問題を通じて「(菅政権は)人事権を不当に行使することによって、異論を排除する政権だと見られている」と指摘し、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言に対する批判や抗議の広がりにふれ、「日本の社会は、理不尽を認める社会ではなくなってきている」と主張しました。

 同代表世話人の小田川義和氏は、「署名の中身を受け止めていただいて、要望に応えてほしい」と要請。同代表世話人の米山淳子新日本婦人の会会長は、学術会議問題から「声を上げることも、運動をすることもできなくなってしまうのではないかという危機感を感じている」と述べました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は「大きな世論と運動が広がっている。内閣府には、署名と要望の趣旨を受け止めて、菅首相に伝えていただきたい」と述べました。