赤木ファイルを国会に提出/野国連

 野党国対委員長連絡会開く。

 野党は国会の閉会中審査を要求してきた。

 その結果、明日24日、赤木ファイルを国会に提出させ、衆参の財金理事会で質すことに。理事会での追及を力に委員会を開かせていきたい。

 コロナ・オリパラ対応の質疑については、7日(水)衆院厚労委、8日(木)参院厚労委、14日(水)衆院内閣委、15日(木)参院内閣委を開くことに。


赤木ファイル全面開示せよ/野党国対委員長が会談

「しんぶん赤旗」6月24日・2面より

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は23日、国会内で会談し、森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題の真相を解明するための閉会中審査と、文書改ざんの経緯を示した「赤木ファイル」の全面開示を求めることで一致しました。

 立民の安住淳国対委員長は同日、自民党の森山裕国対委員長と会談し、閉会中審査を申し入れましたが、森山氏は拒否。「赤木ファイル」については、24日に衆院財務金融委員会と参院財政金融委員会の理事懇談会に財務省の理財局長、官房長が出席し、説明を行うとしました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は会談後の会見で、政府が「ファイル」の存在すら認めようとしない中で、国民世論や国会での追及により、開示せざるを得ないところまできたとして、「これを足掛かりに真相解明をすることは極めて重要だ」と強調。また、閉会中審査をすべきだというのが野党の一貫した主張だと述べ、「フルオープンで国民の期待に応えるような形にしたい」と語りました。

 また、安住氏と森山氏の会談では、7月7日に衆院厚生労働委員会、8日に参院厚生労働委員会、14日に衆院内閣委員会、15日に参院内閣委員会を順次開き、新型コロナウイルス対応、東京五輪・パリンピック開催などについて、閉会中審査を行うことで合意。15日以降の開催については、緊急事態宣言、「まん延防止等重点措置」の解除の状況を見極めた上で判断するとしました。