群馬県「学校給食費の無料化をめざす会」代表と懇談

 群馬県「学校給食費の無料化をめざす会」代表世話人の石田清人さんと懇談。たなはしせつ子群馬1区予定候補と一緒です。

 県内35市町村中、8割の26自治体が学校給食費の補助を実施し、うち12自治体が完全無料化です。全国に先駆けて子ども医療費無料化制度を前進させてきた活動を生かし、学校給食費の無料化でも先進の取り組みを行っています。

 子育て世代の経済的負担の軽減、食育の推進として位置付けています。母子家庭のお母さんがバイトを一つ減らして、子どもと触れ合う時間が持てるようになったといいます。

 県が半額補助する制度の創設や食の安全、地産地消と結びつけた運動に取り組んでいきたいと語っていました。

 実践自治体との懇談や国の支援策を具体化する働きかけをしていきたい。


学校給食無料化/塩川議員が懇談/群馬

「しんぶん赤旗」7月24日・首都圏版より

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は16日、前橋市内で「学校給食費の無料化をめざす会」(めざす会)の石田清人代表世話人と懇談しました。たなはしせつ子衆院群馬1区候補が同席しました。

 群馬県は、35市町村中の12市町村が全額補助(完全無料)、16市町村が一部補助を行っていて、全国的にも無料化先進県です。

 石田氏は、「当初は少子化対策として3町村が11年に完全無料化した。子育てや教育にかかわる市民団体や個人が『めざす会』を結成、運動するなかで、選挙で給食費無料化を公約に掲げ当選する首長が増え、急速に拡大した」と経緯を説明。

 また、どの自治体でも予算の約1%で学校給食の無料化が実現できることを紹介。めざす会は県と市町村が半額ずつ負担する方式を提案していることなどを話しました。

 塩川氏は、県に半分出させる方式は重要だと話し、「無料化に対する国・文部科学省の考えを確認したい」と応じました。