自衛隊機の墜落事故を風化させない市民のつどい/埼玉

 自衛隊機の墜落事故を風化させない市民のつどい。1999年、自衛隊機が入間川の河川敷に墜落し、パイロットが死亡。80万世帯が停電に。近隣には住宅地や学校があり、一歩間違えば重大な事態となりました。市街地に航空基地があるがゆえの危険性です。

 このようなつどいを毎年開催し、事故を風化させず、事故のない地域とするための取り組みは、とても大切です。


目衛隊機墜落風化させない/塩川氏入間基地強化告発/埼玉

「しんぶん赤旗」11月26日・首都圏版より

 埼玉県の入間、狭山、所沢、飯能、日高の5市の基地問題に取り組む「自衛隊機の墜落事故を風化させない5市連絡会」は21日、飯能市で「自衛隊機の墜落事故を風化させない市民のつどい」を開きました。1999年11月22日に自衛隊機が入間川の河川敷に墜落した事故が起きて以降、毎年開かれているもの。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員が講演。防衛省の来年度予算概算要求でC2輸送機の新規取得や航空自衛隊入間基地(入間・狭山両市)の定員増などが計上されており、入間基
地がさらに強化されると指摘。「米軍横田基地(東京都福生市など)でもオスプレイの離着陸回数が増加している。両基地の実態を市民に明らかにしていこう」と呼びかけました。

 各市団体の代表が「8月にブルーインパルスがカラースモークを不適正使用し、1000台以上の車が被害を受けた。防衛省の調査報告書がまとまった段階で、真相や再発防止、曲技飛行の中止を求めて防衛省と交渉する予定だ」(狭山)などと発言しました。

 日本共産党の各市議も参加しました。