【新聞「新埼玉」掲載】野党共通政策の実現に向けて

新聞「新埼玉」12月号より

塩川鉄也の国会から埼玉から

 総選挙結果は、悔しい思いでいっはいですが、野党共闘勢力が一本化した小選挙区で、前回よりも獲得議席を増やし、あと一歩という選挙区も多数生まれたことは、次につながる重要な成果です。

 新しい国会で、公約実現のために全力を挙げます。

 特に、野党共通政策の実現に向けて、知恵と力を発揮したい。コロナ禍における医療費削減政策を転換し、医療・公衆衛生の整備を進めることは喫緊の課題です。ワーキングプアをなくし、消費税減税や富裕層の負担強化など公平な税制のあり方を示していきたい。

 我が党の訴えに、大きな支持と共感が広がった気候危機打開やジェンダー平等の取り組みを何としても前進させたい。

 そして、敵基地攻撃能力の保有など海外で戦争する国づくりを許さず、9条改憲策動を断念に追い込む国民的な運動を広げていきたい。

 来年は参院選の年。野党共闘のさらなる発展、比例代表での党の前進と一体に、埼玉選挙区で前回の伊藤岳議員当選に続き、梅村さえこさんを国会に押し上げよう。

(衆議院議員・党国会対策委員長代理)