オスプレイの危険な低空・夜間飛行訓練No!/栃木県鹿沼市で調査

 栃木県鹿沼市でオスプレイ調査。鹿沼市民の会が把握したオスプレイの目撃・苦情情報は、2018年8月以降の約3年間で140件に及びます。山間地から平野部にかけて、南西─北東方向で往復するように飛んでいます。低空で飛んだり、夜間飛行も多いといいます。

 防衛省の記録や桐生平和委員会の苦情情報と突合すると、米軍横田基地のCV-22オスプレイが、横田─桐生─鹿沼─三沢というルートで飛行している実態が浮かび上がってきます。わざわざ山間部に“寄り道”して、低空・夜間飛行を行う。重大事故を繰り返すオスプレイの危険な低空・夜間飛行訓練は認められません。


事故多発のオスプレイ/地位協定見直し必要/栃木・鹿沼/塩川議員が現地調査

「しんぶん赤旗」12月7日・首都圏版より

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は4日、栃木県鹿沼市上空を飛行するオスプレイについて、聞きとりと現地調査をおこないました。

 塩川氏は、埼玉県の発表している情報や各地でのオスプレイ目撃情報、移動時間などをもとに、首都圏上空がオスプレイの広大な訓練場になっていると指摘。「先日も米軍のF16が青森で民家のそばに燃料タンクを落とし、千葉県にはオスプレイが緊急着陸した。それでも日米地位協定のもとで政府は物を言えない。見直しが必要だ」と話しました。

 阿部秀実党鹿沼市議は「立て続けに事故を起こしている米軍が野放しになっている。市民にとって良いはずがない。情報をひろく共有し、立憲野党とともに平和を守る取り組みを広げていく」と話しました。