豪雨の被災地調査/埼玉・ときがわ町

 記録的豪雨のあったときがわ町。野原町議の案内で、裏山の土砂崩れによって、住宅が押し出されてしまった現場へ。

 二次災害の危険性もあります。被災者生活再建支援制度や解体・撤去への公的支援など、あらゆる対策をただちに行うことが必要です。


住宅浸水・崖崩れ続発/埼玉大雨「近所の裏も崩落」/塩川・伊藤議員調査に住民

「しんぶん赤旗」7月14日・4面より

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院議員、守屋裕子埼玉県議は13日、埼玉県で12日夜から13日未明にかけて降った大雨の被害を現地で調査しました。

 東松山市では、関越自動車道東松山IC付近で道路冠水が起き、付近の住宅が床下浸水しました。住民の女性は「水が集中的に一気に流れてきた。一週間くらいは臭いが残ると思う」と訴えました。市内のお寺などでも崖崩れが起きました。

 60秒間の降雨量で1位の360ミリを記録した鳩山町では、県道343号線の重郎橋付近で崖崩れが起き、復旧工事が進められています。付近では、小川が越水し、付近の住宅数軒が床上浸水しました。

 住民の男性らは「ポンプを使って床下にたまった水を排出しているが、3時間たってもまだ終わらない」「ゴミの処分に困っている」と話しました。

 ときがわ町では、町内の団地で土砂崩れが発生し、住宅数軒が基礎破損、ひび割れなどの被害を受けました。

 近所の女性は「私の家は大丈夫だったが、夜8時頃にすごい音がして、外を見たら斜め隣の家の裏が崩れていた」と話しました。中には大きく傾いたままの住宅もありました。