【「しんぶん赤旗」掲載】水道料/負担軽減策を/埼玉の共産党、国に予算要望

「しんぶん赤旗」11月19日・13面より

 日本共産党埼工県委員会と同国会議員団埼玉事務所、同県議団は18日、国に2023年度予算に対する要望書を提出し、各省庁と懇談しました。

 柳下礼子団長ら県議団、県議候補、地方議員・候補が参加し、塩川鉄也衆院議員、岩渕友、伊藤岳両参院議員が同席しました。

 厚生労働省との懇談では、県営水道料金の20%の引き上げシミュレーションか示されていることから、国として、高度処理や水道管の耐震化に対する助成を引き上げ、負担軽減に努めることを要望。村岡正嗣県議は「川口市では水道料金が25%値上げされ、市民は悲鳴をあげている。水はライフラインであり、なければ生活は成り立たない。補助の大幅引き上げを」と訴えました。

 厚労省の坦当者は「耐震化などへの財政支援など、補助制度の拡充を検討している」と答えました。

 文部科学省との懇談では、小学校全学年での少人数学級をただちに実施し、中学校でも実施を要望。参加者は「少子化を理由に学校統廃合が進められている。子どもと先生がしっかり向き合って学べる環境こそ必要。さらに20人程度の学級も検討を」と求めました。

 文科省の担当者は「小中あわせて少人数学級を実施したいと予算の概算要求をしていたが、中学校が含まれなかったことは残念。中学校も含め、35人で終わりとせずに取り組む」と答えました。