【「しんぶん赤旗」掲載】葉梨法相の辞任/「首相は説明を」/塩川氏が主張

「しんぶん赤旗」11月16日・2面より

 松野博一官房長官は15日、衆院議院運営委員会の理事会で、葉梨康弘前法相の事実上の更迭について「深くおわびしたい。法務の根幹に関わる重要な問題(死刑執行)について、大臣の軽率な発言によって政治の信頼を損ねた。統一協会についての発言も重大だった」と陳謝しました。

 日本共産党の塩川鉄也議員は「死刑や統一協会の話だけでなく、大臣ポストと金の問題についての発言も重大だ。任命責任のある岸田文雄首相が国会の場で説明を行うべきだ」と述べ、葉梨発言と辞任をめぐる経緯について、首相が帰国後に本会議で謝罪し質疑に応じるよう要求しました。