鉄鋼スラグ、再エネ、農林業振興、鳥獣被害対策、教育条件の改善、医療・介護・障害福祉、雇用、貧困支援など、切実な要望を国政に届けました。
前橋の木質バイオマス発電は、温排水や騒音の被害が生じており、事業者への指導監督が求められます。
関電工問題など政府交渉/党群馬県委/塩川・岩渕氏同席
「しんぶん赤旗」1月25日・首都圏版より
日本共産党群馬県委員会は18日、オンラインで政府交渉を行い、議員・候補者ら24人が参加しました。県委員会や地区委員会事務所、議員団控室、議員宅などをつなぎ、環境・経産、農水、文科、厚労の各省とそれぞれ約1時間懇談しました。
環境省・経産省とは、有害スラグを販売した東邦亜鉛や大同特殊鋼にすべて撤去させるよう国が県を指導する責任があると伊藤祐司県議、角田喜和渋川市議が指摘。伊藤県議と塩川鉄也衆院議員が廃棄物に有害物質を混ぜたリサイクル製品の販売を禁止する法整備を求めました。関電工の大型バイオマス発電所の騒音問題では、「関電工には苦情を受け付ける部署もなく、企業コンプライアンスに欠けた状態だ」との岩渕友参院議員らの指摘に、経産省は状況確認を約束しました。
文科省には、教育予算と教員不足の深刻さを指摘。障害児教育について小林その子県議候補が発言しました。
農水省には、有害鳥獣対策について、個々の害獣対策とともに、近隣自冶体や山林なども含めたコーディネーターの育成の重要性を強調。厚労省には酒井宏明県議が、群馬県済生会前橋病院の存続と公立・公的病院の統廃合計画中止を求めました。
大沢あや子県議候補も参加しました。