米国の統合防空ミサイル防衛は自衛隊と一体化/国会前行動であいさつ

 定例国会前行動であいさつ。

 昨日の志位質問は、米国が進める敵基地攻撃能力とミサイル防衛を一体化した統合防空ミサイル防衛(IAMD)の危険性を告発。岸田首相は「日本と米国のIAMDは別物」と言うがとんでもない!

 米インド太平洋軍は「同盟国とのシームレスな融合」と述べている。一体化そのものだ!


暮らし壊す大軍拡ノー/国民大運動など国会行動

「しんぶん赤旗」2月2日・13面より

 憲法違反の安保3文書撤回、くらし破壊の大軍拡・大増税NOを訴えて1日、衆院第2議員会館前で定例国会行動か行われました。参加者は、「戦争準備ではなく平和外交を」と声をあげました。主催は国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会。

 安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長は、安保3文書の狙いは専守防衛の大転換にあると強調。「軍拡増税に対する反対世論も高まる中で、大軍拡・大増税NOの学習や署名か急速に広がりつつある。軍事ではなく外交による平和を求める」と訴えました。

 「大軍拡・大増税NO!連絡会」の前田博史さん(全労連副議長)は、国民に「覚悟」を求める岸田首相の姿勢はまるで戦前だと指摘。「国民諸要求の実現こそ政冶の役創。物価上昇を超える最賃引き上げやインボイス中止を求めて草の根から運動を広げよう」と語りました。

 全国商工団体運合会の中山眞常任理事は、政府か導入を進める税務相談停止命令制度を批判。「基本的人権、団結権、幸福追求権の侵害で軍事国家づくりと一体になったものだ。早急に反対運動を広げよう」と話しました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は、政府が導入を進める「統合防空ミサイル防衛」(IAMD)について、日米一体化をすすめ米軍とともに先制攻撃するものだと批判。「平和の地域づくりこそ必要だ」と強調しました。