日付:2015-09-12 |
茨城県常総市五箇地区(写真下左)。低い場所はまだ水に浸かっています。
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ヘリで救出された方が自宅の様子を見に来ていました(写真上右)。「薬がなくて心配」。
避難してから、まだ自宅の状況を確認できない人もいます。「ボートを出してもらえないか」と話していました。
水がたまっていてなかなか引かないと言います。「ポンプで排水してほしい」と訴えていました。
堀越・石川両市議が、直ぐに市役所に連絡をとっていました。
常総市民の避難所となっている、つくば市豊里交流センター(写真下左)。つくば市が運営しています。当初700人を超えた避難者は、いま250人。ホールなどで寝泊まりしています。
お話をお聞きすると「とにかく情報がほしい。いつ戻れるかもわからない」「ラジオもない。やっと昨日テレビが入った」「アパートを借りたいけど、不動産屋 もつかまらない」「浸水範囲の地図はあるが、深さがわからないので、結局行って見ないとわからない」と、たくさんの要望が出されました。
これから市役所に行きます。要望をしっかり伝えます。
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常総市の豊水橋の上から鬼怒川を見る(写真下左)。だいぶ水は引いてきたようです。市街地ではみなさん、片付けの作業に追われていました。
市役所1階(写真下右)は、浸水のために使えません。昨日は庁舎の中まで、ボートに乗って移動したといいます。
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高杉徹・常総市長と懇談。被災のお見舞いを申し上げ、被災者救援の活動に敬意を表するとともに、日本共産党として災害復旧、被災者支援に取り組むことをお約束しました。
高杉市長は、市民の安否確認に全力を尽くすとともに、避難者の生活支援に万全を期すこと、電気、水道などライフライン、インフラ復旧に全力を挙げたいと語りました。
堀越・石川両市議らから被災者の要望を直接、市長に伝えました。「水汲み上げのポンプの設置を」「電気、水道など復旧の見通しを市民に知らせてほしい」「ゴミは集積所に運び込めない人もいる。家の前に出せば回収してもらえるようにしてほしい」。市長は、前向きに取り組むことを述べていました。
要望実現のために一緒に取り組んでいきたいと思います。
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つくばみらい市内にある常総市民のための2ヵ所の避難所を訪問。「交通規制の状況など、とにかく情報がほしい」「車は水に浸かって使えない。ここから自宅までタクシーだと5千円かかる。バスなど出してもらえないか」「子どものランドセルや教科書は使えない。どうしたらよいか」・・・。
教科書は災害救助法による現物給付の対象となります。被災者の要望を一つひとつ解決していくことが大切です。
茨城県西部地域には日系ブラジル人のコミュニティがあります。約30人が避難していました。常総市を中心に約3千人が暮らしているそうです。食品加工会社などで働いています。「とても良くしてもらっている。でも車が動かないので職場にいけない。作業服もない。休めば収入がゼロになる。とても心配」と言っていました。言葉の壁があるので、市では通訳を依頼したり、情報伝達の館内放送の内容をポルトガル語に翻訳して、壁に張り出す取り組みを始めました。