日付:2015-09-21 |
堀越・石川常総市議の案内で、紙参院議員、山中・江尻・上野茨城県議らとともに、常総市の水害調査をおこないました。
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乾燥機や計量器が使えるかも心配です。「共済かけていても65%の補償。収穫したコメは対象外。息子二人も一緒に働いているが、給料も払えるのか、これからどうするか」と訴えていました。
24日には参院災害対策特別委員会が開かれます。紙智子参議院議員が質問で取り上げる予定です。
現場は堤防が決壊した場所の南側。どこも大量の砂でうまっています。麦畑には60センチも砂が積み上がっています。大豆畑には、たくさんのがれき。「土砂を取り除くのに、2、3年かかるかも。その間無収入になる」「農業用機器のローンもある。どうするか」と、今後の悩みを訴えていました。
きぬ医師会病院の中川医師会会長から被災状況をお聞きしました。腰の高さまで浸水し、一階の機材や書類が被害を受けました。再開のメドがたちません。
カビが発生し、消毒作業に追われています。中川会長は「地域医療の中核として早く再開したい。財政的支援をお願いしたい」と述べていました。
駐車場に臨時の診療室を開設。呼吸器系の症状や作業中のけが、下痢などのストレスが多いということです。
イチゴ農家を訪問。植える直前だった苗が流され、ハウスも倒壊しました。収穫前の稲は倒れたままです。「今年は、良い苗ができたと思ったのに」と話していました。
吉野サポートセンターを訪問しました。早朝、都内から駆けつけて、3軒のゴミ出しを手伝った人や福島の相馬から手伝いに来たという人もいました。被災者のみなさんも「とても助かる。ありがたい」と喜んでいました。