日付:2016-09-26 |
航空自衛隊入間基地へのC-2輸送機配備や基地拡張計画の中止を防衛省に申し入れに同席。柳下礼子埼玉県議、所沢、狭山、入間、飯能の各市議団と各地域の平和団体が参加しました。
C-2はC-1輸送機の後継機で、海外展開を見越した長距離輸送や戦地での攻撃に備えた機能を有しています。防衛省は2017年度予算の概算要求でC-2の3機分の取得費を計上し、うち1機を20年度以降、入間基地に配備するとしています。
入間基地では、C-2配備に伴う燃料設備の増強や、留保地への訓練場や自衛隊病院整備など基地拡張も計画されています。
過去には自衛隊機墜落事故もおきて、人口密集地での飛行の危険性がある。C-2配備によって入間基地が安保法制(戦争法)の具体化として戦争の兵たん機能を持つようになり、中止を求めた。
入間基地の地元、狭山市や入間市の市議らは、住民は騒音が一番の心配になっているとして、C-1に比べ積載重量が増えるC-2の騒音が実際にどうなるかきちんと調べることや、騒音の緩衝林になっている留保地の林の伐採をやめること、住民説明会を防衛省の責任で開催することなどを求めた。
防衛省の説明資料はこちら→「埼玉/自衛隊入間基地へのC2配備/海外展開のための兵たん拠点に」