日付:2016-10-05 |
埼玉県民大運動実行委員会の国会集会で、埼玉における戦争法具体化の動きを告発。
朝霞駐屯地に陸自の戦闘部隊の統一司令部である陸上総隊司令部が設置されようとしています。
空自入間基地にはC2輸送機配備、自衛隊病院建設、災害対処拠点という名目での人員・物資の集積拠点建設が計画されています。
C2はこれまでのC1に比べて航続距離も積載量も4倍です。戦闘車両や空挺部隊などの輸送能力が大きく向上。空中受油機能もあり、米軍の要請に応えて世界中どこでも飛んでいけるようになります。しかも戦場で攻撃されることを想定して、レーダー警戒装置、ミサイル警戒装置、チャフ/フレア・ディスペンサーといった防御システムを備えています。「専守防衛」のC1 輸送機にはもちろんありませんでした。まさに海外の戦場での輸送業務に従事することが前提となっています。
自衛隊病院は 1)航空医学機能、2)第一線救護衛生員の教育・訓練、3)後送病院という任務を実行します。軍事医療である「衛生」分野における兵たん拠点とするものです。
イラク戦争の時、航空自衛隊は戦場のバグダッドへの輸送業務を行いました。武装した米軍兵士も輸送しています。地上攻撃を警戒して自衛官は極度のストレスを受けました。帰国後、自殺した自衛官もいます。海外の戦場で「殺し殺される」自衛隊にしないために、戦争法の具体化を許さず、戦争法廃止を実現しましょう!
11月20日(日)午後1時半から彩の森入間公園で、大集会を開きます。ぜひご参加ください!