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日付:2017-01-11
中国・北京/「日中議会交流委員会」に参加
衆院議院運営委員会の一員として、北京で行われる「日中議会交流委員会」に参加。河野洋平議長時代の2005年に始まった、衆議院と中国の全人代の議会間交流は、今回で9回目になります。日中関係や国際・地域問題などをテーマに意見交換を行います。12日までの日程。
「日中議会交流委員会」の会場である人民大会堂。中国の一院制議会である全国人民代表大会(全人代)は、憲法に「最高国家権力機関」と規定されています。
全人代及び地方各級人代はすべて選挙によって選出された代表によって構成されますが、直接選挙で選出されるのは基礎単位の県や郷・鎮クラスの人民代表大会の代表であり、それ以上のクラスの代表はそれぞれの下位の人民代表大会の選挙で選出されます(間接選挙)。
選挙権、被選挙権は、18歳以上の公民に付与されています。定員は3000名以上を超えてはならないと規定され、現在は2987名。女性は23.4%。任期は5年。
日中議会交流委員会の午前の第一セッション。
国際・地域問題に関連して、平和の地域共同体としてのASEANの教訓とわが党の北東アジア平和協力構想について発言しました。
意見交換の中で北朝鮮問題が話題となり、日中双方から対話を通じた紛争の解決という立場での発言がありました。
日中議会交流委員会派遣衆議院代表団(佐藤勉団長)は、張徳江全人代常務委員会委員長(国会議長)と会見。
日中議会交流委員会の第二セッション。
気候変動対策、環境保護対策に関して、情報公開と国民の参加が効果的であり、環境NGOなど市民運動の重要性について意見が一致しました。
北京市規画展覧館の視察。北京市の歴史と現在、未来について、映像と展示で紹介。写真は現在の北京市街地の立体模型。