記事一覧| 日付：2017-07-10 |
衆院議運委員会の海外派遣／スペイン(7／9～7／10)
| スペインのバルセロナを訪問。カタルーニャ州公文書館を視察。歴史的には1412年にバルセロナ議会が創設を決定、1936年に至り、それを引き継ぐカタルーニャ公文書館が創設されました。その後内戦やフランコによる独裁政権により活動が停滞していましたが、1980年に新たに現在の公文書館が建設されました。 |  |
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11世紀からの歴史文書を保管。州政府の公文書管理とともに、民間団体など私的セクターの文書の管理を行っています。写真（左）は19世紀のモデルニズモの建築家の製図などの寄託を受けた私文書。 |
| 国や市町村の行政文書や立法機関の公文書は別に管理が行われているとのことです。文書の総延長は40キロに及びます。写真も600万点保存しています。 |  |
常勤の公文書管理の専門家37人をはじめ55人のスタッフが仕事に従事しています。フランスのミショネールのような専門家の養成機関は特にありませんが、アーカイブズ学の専門教育を受けた者が公務員試験を経て採用されています。
その他、バルセロナオリンピックのスタジアム等を視察。また在留邦人の方々と懇談しました。