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日付:2017-08-27
埼玉/朝霞平和のための戦争展を見学
朝霞平和のための戦争展を見学。
朝霞市周辺は戦前、陸軍予科士官学校や陸軍被服厰があり、戦後米軍に接収されキャンプ・ドレイクに。
朝鮮戦争の時には出撃拠点の一つとなり、ベトナム戦争時は野戦病院などとして使用されていました。その後陸自朝霞駐屯地に。
このような基地の町の様子が掲示され、戦争遺跡の記録や掘り起こしも行っています。戦争中の遺品も展示されていました。
来年には朝霞駐屯地に陸上総隊司令部が置かれます。米軍との共同司令部も設置され、自衛隊の海外派兵の司令部機能を担うことになります。
入り口には、大きな日本国憲法のタペストリー。戦争する国づくりと9条改憲の動きをストップさせ、憲法を活かした政治を前に進めていきたい。
「しんぶん赤旗」8月30日付・首都圏版より
埼玉・朝霞/「戦争展」閉幕
「第12回朝霞平和のための戦争展」(主催・実行委員会)が26日~28日、埼玉県朝霞市の市立図書館で開催されました。
今年のテーマは「戦争しない させない子どもたちの未来に」。入り囗には元人形作家の園サトルさんが製作した、日本国憲法の前文と条文を縫い付けたキルトが展示され、来場者の目を引いていました。
会場内には、市内にあった陸軍予科士官学校や戦時中の学校教育の様子、「あさか・九条の会」の活動などを紹介するパネルの展示のほか、戦時中の代用品や銃、軍隊手帳などの軍隊の装備品、当時の日用品、教科書などが手に触れられる形で展示してありました。
子どもといっしょに図書館に本を返却に来た際、たまたま立ち寄った市内在住の新井里江さんは「あまり戦争のことは耳にすることがなかった。展示を通じて戦争を身近に感じられた。子どもも興味を持ったようで良かった」と語りました。