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日付:2017-08-27
埼玉・所沢/「米軍所沢通信基地問題 学習・意見交換の会」に参加
「米軍所沢通信基地問題 学習・意見交換の会」に参加。野党共闘8区の会・市民が手をつなぐ会・所沢平和委員会の3団体共催です。
安保法制と埼玉の軍事基地問題や東西連絡道路建設費用の増加問題、米軍横田基地のUH1ヘリの訓練飛行問題などについて交流。
「基地全面返還は市民の願い」が、この集会の共通の決意となりました。
日本共産党の辻もとみさん、民進党の小野塚まさとしさんも参加、あいさつしました。
「しんぶん赤旗」8月29日付・首都圏版より
基地全面返還が願い/埼玉・所沢8区の会など学習会
基地返還に伴う地元自治体の負担増などが問題になっている埼玉県所沢市の米軍所沢通信基地についての学習・交流会が27日、同市で開かれ約70人が参加しました。「野党共闘8区の会」「市民が手をつなぐ会」「所沢平和委員会」の3団体の共催。
基地東西連絡道路の整備に伴う同市の費用負担が約4億円から約17億円に大幅に引き上げられました。また、基地内に戦時予備車両用の太陽光発電パネル付き駐車場の整備が計画されていたことが日本共産党市議団の調査で判明しています。
集会で、県平和委員会の二橋元長事務局長は、米軍横田基地が輸送中継基地から海外展開する特殊作戦部隊の出撃基地に変化しようとしていると述べ、周辺の米軍や自衛隊基地も影響を受けていると指摘しました。
共産党の平井明美市議は、市基地対策協議会(市や市議会、市民団体で構成)として北関東防衛局に市の負担軽減を申し入れ、前向きの回答を得たことなどを報告しました。
参加者からは、費用負担増のほかにも、通信基地で米軍ヘリが夜間に演習するなど、市民の知らないところで基地の実態が変えられようとしていることに批判が相次ぎました。
塩川鉄也衆院議員も発言し、市民要求の東西連絡道路が整備される一方で、基地内の通信局舎の機能強化など「基地恒久化」につながりかねない側面もあると述べ、「基地全面返還は市民の願い」の立場で基地強化に歯止めをかける運動を呼びかけました。
衆院埼玉8区候補の、つじモトミ(共産党)、小野塚勝俊(民進党)両氏もあいさつしました。