記事一覧| 日付：2017-09-29 |
埼玉・神川町／イノシシに襲われ被害を被った方から聞き取り
川浦雅子神川町議の案内で、イノシシに襲われ被害を被った方のお話をお聞きしました。
庭先で知人と話をしていたところ、突然イノシシが突進してきて、ふくらはぎを噛まれ、40日の入院となったそうです。玄関のドアにも牙の跡が生々しく残っていました。
お隣の方も、3回もイノシシに体当たりをされ、「あと1回体当たりをされたら死んでいたかも」と語り、あごとお尻に大きな怪我をされたということです。「熊は怖いとみんな言うが、イノシシもとても怖い」と語っていました。
以前は減少していたイノシシの分布域が拡大し、過去30年あまりで1.7倍に広がっています。農作物被害も深刻ですが、イノシシに襲われ亡くなる人もあるなど、人身被害が多数発生しています。
環境委員会で「クマについては環境省が人身被害の実態把握を行っている。イノシシについても人身被害の実態把握と対応マニュアルの作成を行え」と要求、山本公一環境大臣は「都道府県における実態把握を確認し、検討していきたい」と述べました。対策の具体化が必要です。