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日付:2017-11-12
埼玉・航空自衛隊入間基地/統合後方補給訓練の監視行動
入間基地を使って自衛隊が実施する「統合後方補給訓練(輸送・衛生)」の監視行動。参加者を激励しました。
入間基地では、C2大型輸送機の配備と自衛隊病院の建設が計画され、海外派兵のための輸送と衛生の兵站拠点基地化が進められています。
今回の訓練は、その先取りといえる動きであり、訓練中止、基地拡張強化計画の撤回を訴えました。
自衛隊統合演習に抗議/埼玉/入間基地拡張を批判
「しんぶん赤旗」2017年11月14日付・首都圏版より
航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市、入間市)など全国各地で行われている「自衛隊統合演習」に対し、「ストップ入間基地拡張!市民の会」は12日、抗議・監視行動に取り組みました。
訓練は6日から24日まで行われ、入間基地では、人員を同基地から那覇基地(沖縄県)に輸送する訓練や、与那国島(沖縄県)で発生した負傷者・病人を那覇基地、入間基地経由で自衛隊中央病院(東京都世田谷区)に搬送する衛生訓練が行われました。
行動に参加した市民らは、入間基地に隣接する入間市の病院前や基地正門前で「安保法制の発動許すな!」「入間基地拡張ストップ」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げ、訓練の強行に抗議しました。
行動には、日本共産党の塩川鉄也衆院議員も駆け付け、参加者を激励。今回の訓練は、入間基地を海外の戦場への輸送と衛生(軍事医療)の拠点とするための拡張計画を先取りするものだと指摘し「入間から自衛隊員が、殺し殺される戦場に送られる計画が進められています。安保法制の具体化や9条改憲を許さない運動を、みなさんと一緒に頑張ります」と述べました。
参加した入間市の女性(80)は「戦争をするための訓練には大反対。入間基地の拡張に反対する集会にもよく参加しています。声をあげていきたい」と話しました。