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日付:2017-12-16
埼玉・飯能市/自衛隊機の墜落事故を風化させないつどいで講演
自衛隊機の墜落事故を風化させないつどい。1999年、入間基地所属の自衛隊機が住宅団地のすぐそばの入間川の河川敷に墜落したことを契機に、基地問題を考える集いを隣接地域で重ねてきました。
今回は飯能市。「オスプレイの飛び回る飯能から平和を考える」と題して、横田基地の撤去を求める西多摩の会の高橋美枝子さんが横田基地の現状とたたかいについて報告。
私も米軍機の低空飛行訓練の実態と入間基地の拡張強化計画について講演しました。
各地の多彩な取り組みについて交流しました。
自衛隊機墜落風化させず/埼玉入間基地周辺市民ら集い
「しんぶん赤旗」2017年12月23日付・首都圏版より
1999年11月22日に起きた、航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市、入間市)所属の自衛隊機が狭山市の入間川河川敷に墜落した事故を「風化させない集い」が16日、埼玉県飯能市で開かれました。同基地周辺の所沢、狭山、入間、飯能、日高の5市の市民らでつくる実行委員会が主催し、約150人が参加しました。
日本共産党の塩川鉄也衆院議員が報告し、現在の入間基地では大型輸送機C2の配備計画や、隣接する留保地への自衛隊病院と災害対処拠点の設置計画により、海外の戦場への「輸送」と「衛生」(軍事医療)の兵たん拠点化が進められていると指摘。11月には、これを先取りする、自衛隊統合後方補給訓練(輸送・衛生)が行われたとして「入間基地の強化・拡張計画に反対するたたかいを、安倍9条改憲ストップのたたかいと一体に行い、3000万署名を大きく前に進めよう」と呼びかけました。
埼玉県内上空でも所属機が頻繁に低空飛行訓練を行っている、米軍横田基地(東京都)の現状とたたかいについて、「横田基地の撤去を求める西多摩の会」の高橋美枝子さんが報告。住宅地上空での低空・旋回・夜間飛行の増加や米海兵隊MV22オスプレイの頻繁な飛来、パラシュート降下訓練が繰り返し行われるなど、横田基地の機能強化が進められるなかで、毎月座り込み行動などに取り組んでいると述べました。