日付:2013-12-05 |
埼玉県平和委員会が、重大な局面となっている秘密保護法案の廃案を求める緊急国会要請行動に取り組み、あいさつしました。
何が秘密かも秘密であり、その秘密にかかわったら重罰を科すという秘密保護法案は、国民の知る権利を侵害し、憲法9条の平和主義を掘り崩すものです。
埼玉県内の米軍・自衛隊基地の調査行動も処罰の対象になりかねません。さいたま市内の陸上自衛隊化学学校は、毒ガスを製造していたにもかかわらず、地元に説明してきませんでした。いまなお毒ガス製造をいつから開始したか明らかにしていません。奇しくも与党の横暴勝手な運営により、さいたま市内で地方公聴会が行われました。その参考人3人の内二人は元自衛官。その一人は8月まで現職で陸自化学学校長を務めていた人物です。秘密を指定する立場の人物が秘密保護法の必要性を語るとは、この法案の危険性を鮮やかに示すものではないでしょうか。秘密保護法案は廃案しかありません。