日付:2013-12-15 |
日本共産党さいたま市議団主催のシンポジウム「陸上自衛隊化学学校の毒ガス問題を考えるつどい」にシンポジストの一人として出席。会場いっぱいの200人の参加。
化学学校では「防護目的」を理由に、10種類以上の毒ガスを製造、研究しています。たとえばサリンは103.5g製造(2012年)。
私は問題提起として、
1)化学学校の毒ガス製造時期については未だ明らかにされておらず、過去の毒ガス製造について、国民と国会に虚偽の説明を行ってきた疑いがあること
2)災害時対応など地元自治体、住民への責任を果たしていないこと
3)そもそも自衛隊が毒ガス製造、研究を行うことに必然性がない
――ということを話しました。
会場発言で化学学校の元研究員の方が、毒ガス製造、研究の実態について告発したときには、大きな驚きの声があがりました。秘密保護法が強行採決されたこともあって、市民にとって重要な情報も覆い隠されてしまうのではないかという危惧もあり、参加者から積極的な感想が寄せられました。詳しい内容については、講演の動画及び参考資料を掲載しますのでご覧ください。
塩川鉄也衆院議員の発言・その1 <毒ガス問題の経緯、化学兵器禁止条約などについて> |
塩川鉄也衆院議員の発言その2 <会場からの質問に答えて、まとめの発言> |
神田義行さいたま市議の発言その1 <安全対策の現状、市議会での論戦> |
神田義行さいたま市議の発言その2 <会場からの質問に答えて、まとめの発言> |
平山武久氏の発言その1 <科学学校の役割、自衛隊が毒物を持つ理由> |
平山武久氏の発言その2 <会場からの質問に答えて、まとめの発言> |