日付:2013-12-19 |
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薩摩川内市で |
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日置市・宮路高光市長と懇談 |
薩摩川内市で住民懇談会や飛行目撃現場の視察。「爆発するような音がした」「牛が驚いて落ち着かなくなる」「異常があるのかと思うぐらい低い高度で飛んでいく」といった声が寄せられました。
日置市では宮路高光市長と懇談。「夕方、日が落ちて、6時から8時頃、南から北方向に飛んでいく。街の中心部を飛行するので、眠れなかったと言う人もいた」と語っていました。日置市内で撮影された写真を見ると、米空軍のMC130特殊作戦機でした。
防衛省が集計した米軍機飛行苦情件数が2番目に多い鹿児島県。2006年ごろから薩摩半島を南北に飛ぶMC130が確認されています。鹿児島県には設定されていないイエロールートは、米海兵隊と米海軍の訓練ルートと思われます。
一方、米空軍の訓練ルートは、はっきりしていませんでした。今回九州地方において、沖縄嘉手納基地の米空軍機の訓練ルートが新たに設定されたのではないかと考えています。そうであれば、今後嘉手納に配備されることが取りざたされているCV22オスプレイも、MC130が飛んでいる鹿児島や大分で低空飛行することもあり得ます。
航空法も守らない米軍機は、日本の空には要りません。
午後は、鹿児島県庁で記者会見後、県の担当者から米軍機低空飛行の実態把握と県の取り組みについてヒアリング。入手した米軍機情報の提供を約束するとともに、県として飛行写真など客観的な情報を収集することを要望しました。
その後、馬毛島でのFCLP問題が焦点となっている種子島に高速艇で渡り(1時間半かかります)、西之表市長と懇談、激励しました。
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鹿児島県庁で行った米軍機飛行調査の記者会見。南日本新聞と朝日新聞が報道しました。民放の夕方のニュースでも報道したとのことです。 |
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