第181 臨時国会 2012/10/29~2012/11/30 日付:2012-11-08 |
オスプレイの配備強行と低空飛行訓練計画について、飛行訓練ルート下の自治体調査をふまえて、政府の姿勢をただした。
森本防衛相が全国知事会で、空中給油訓練や米海軍第7艦隊の活動支援など米軍の環境レビューにもない訓練にも言及している。飛行6ルート下には138の市町村(「赤旗」試算)があるのに、情報提供は73、うち防衛省が直接足を運んだ説明は63にすぎず、英文資料を郵送するだけなどまともな説明もない。
高知県大豊町では防災ヘリのヘリポートと飛行ルートが米軍機の飛行ルートと重なり、本山町の町立病院では防災ヘリの訓練直後に米軍機3機が病院上空を飛行する事態が起きている。
樽床伸二総務相は「ほとんどの自治体に足を運んでいる」と強弁。防衛省の大野元裕政務官は「米軍の運用にかかわることで防衛省は承知していない」と無責任に答えた。
オスプレイ配備と危険な訓練は直ちに中止すべきだ。