第185 臨時国会 2013/10/15~2013/12/8 日付:2013-11-08 |
〝世界で一番企業が活動しやすい国〃づくりを目指す「産業競争力強化法案」について質問。
大企業の多国籍企業化が進む中、この20年間で国内製造業の就業者数が約3割、500万人減少する一方、海外従業者数は3倍以上の411万人にもなり、国内産業と雇用の空洞化が生じているが、空洞化は政府の企業優遇政策がもたらしたもの。法案は産業活力再生法(産活法)を継承・強化しているが、産活法適用で優遇措置を受けているルネサスエレクトロニクスで不当な退職強要が繰り返されており、多国籍企業のリストラ支援・雇用破壊を推進したのが産活法だ。
経団連が政府への提言の中で「労使自治」を口実に、「企業実証特例制度」で労働法制の規制緩和を狙っている。多国籍企業の利益拡大の突破口を開くような企業実証特例制度であってはならない。
→「議事録へ」
質問で使用した資料(クリックするとPDFが開きます)