第186 通常国会 2014/1/24~2014/6/22 日付:2014-04-16 |
東電の廣瀬社長に、原発事故構内労働者の危険手当増額について質問。昨年、12月以降の新規契約から危険手当分が増額とのことですが、現時点で元請から1次下請への増額事例が1件。労働者の賃上げ事例は未把握。
危険手当の別枠支給の実施、既存契約分についても増額を図ることを重ねて求めた。
また、福島第一原発の医療体制強化について廣瀬東電社長に質問。3月に起きた福島第1原発での作業員死亡事故で、労働者に不安が広がっている。
3月の事故では下請け事業者の作業員が座ったままの作業中に亡くなった。作業環境は適切だったのかが問われる。東電に事故を繰り返さないための検証と具体的な対策を求めた。
3~4000人が働く場にふさわしい救急医療体制として常勤医師の確保や「ドクターヘリ」の運用など、東電自身が資金面でも積極的にすすめるべきだと提起。
東電の広瀬直己社長は「原因調査をしているところであり、しっかりした再発防止策をとっていきたい」「医師の増員に向け照会を行っている」と答弁した。
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