内閣を代表して経済演説を行った閣僚が代表質問の直後に口利き疑惑で辞任するなど前代未聞。今回の事態を招いた首相の責任を追及した。

　首相は「申し訳なく感じている」と答弁。

　今回の疑惑は企業側が見返りを求めて政治家にカネを出したもので、企業・団体からのカネが賄賂性をもつことを示したもの。このもとで甘利氏側がカネを受け取り、「パーティー券で処理を」と発言していたとの証言は重大。企業からのカネは、透明化しなくても済むパーティー券で処理すればよしとするやり方を放置するのか。

　首相は「企業・団体が政党等に献金すること自体が不適切とは考えていない」と開き直った。

　日本共産党が昨年4月に提出し継続審査中の、パーティー券を含めた企業・団体献金全面禁止法案を実現する国会とすべきだ。

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