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第192 臨時国会 2016/9/26〜2016/12/17
日付:2016-11-22
【原子力問題特別委員会】栃木県塩谷町の放射性指定廃棄物処分場/住民合意がなく、基準不適の計画は撤回を
環境省が栃木県塩谷町で計画している放射性指定廃棄物処分場問題を取り上げました。
塩谷町では、この間行われた各種選挙で常に処分場計画の白紙撤回を訴えた候補者が多数票を獲得してきました。先日行われた県知事選挙でも、白紙撤回を求めた小林としはる候補(日本共産党栃木県委員長)が6割の得票を得ています。「この民意は重い。住民合意は全くない」と計画の撤回を要求しました。
伊藤忠彦環境副大臣は「地元の理解は得られていない」と認めたものの、計画に固執する姿勢を示しました。
私は、環境省の候補地選定基準に照らしても、建設候補地は不適地であることを
1)「土石流危険渓流」に相当する地域であること
2)昨年9月の豪雨で浸水した場所であることを環境省も認めている
―――という角度から追及しました。
伊藤副大臣は「詳細調査をお願いしたい」と繰り返すだけでした。
住民合意もなく、環境省の基準に照らしても不適の場所に処分場を建設する計画は、白紙撤回しかありません。
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